谷川岳エコツーリズム推進協議会 公式サイトです。

谷川岳について

谷川岳について

谷川岳

谷川岳は清水峠から茂倉岳、一ノ倉岳から万太郎山、平標山(たいらっぴょうやま)、三国峠までを上越国境沿いに結ぶ谷川連峰の中心的存在にあたります。標高は1977mですが、日本屈指の岩場で、その特殊な地勢と気象は日本アルプスの3,000m級の高山に匹敵するパノラマを誇ります。

谷川岳というと上級登山者向きの山と思われていますが、ロープウェイとリフトを利用すれば比較的楽に登山できることから、子供から中高年まで多くの登山者でにぎわいます。

山頂からの眺めは、東に燧ケ岳(ひうちがたけ)と日光連山、南に赤城山と榛名山、西に仙ノ倉山と苗場山、北に茂倉岳が目の前に迫り、天候が良ければ遠く日本海まで見ることができます。
一ノ倉沢では夏でも消えない万年雪を見ることができ、沢の流水は真夏でも水に手を浸していられないほどの冷たさです。

谷川岳の山開きは7月第一日曜日。初夏から夏にかけては高山植物が咲き誇り、あちこちにお花畑が出現します。
9月初旬、山頂付近のナナカマドが赤く染まると間もなく紅葉が始まります。
10月の紅葉の時期には夏以上に登山者が訪れます。稜線一帯は雪が降ることもあり、軽装での登山は危険です。
10月下旬には本格的な冬山シーズンを迎え、天神平はスキー客で賑わうスキーシーズンに突入です。

登山コース案内

天神尾根コース
ロープウェー→天神平→熊穴沢避難小屋→谷川岳山頂
ロープウェーで天神平へ。そこから木道のトラバースルートを熊穴沢避難小屋まで進む。ここから尾根道で登りもきつくなるが、眺望は一段と良くなる。西(左側)には爼(まないた)ぐらの山容が大きく追る。途中「天狗の留まり場」と呼ばれる休憩にはちょうど良い大きな岩に着く。さらに登り、「天神ザンゲ岩」を過ぎると肩の広場直下のガレ場に設置された階段状の道に入る。肩の小屋付近からは全方位の展望が望める。
巖剛新道コース
登山指導センター→西黒尾根登山口→巌剛新道登山口→ラクダのコル→ザンゲ岩→谷川岳頂上
マチガ沢の景観を見ながらの登山コース。旧道の舗装された道を通りマチガ沢出合へ。ここから巌剛新道の道標に沿って、いくつかの小さな沢を横切りながら灌木帯の中を進む。しばらく行くとマチガ沢が目前に開ける「第一展望台」に着く。ここからは山腹の急登となり、鉄のハシゴやクサリ場を通過するので注意が必要。登山道が巻道になるとラクダのコルはもう間近。ここで西黒尾根と合流となる。
西黒尾根コース
登山指導センター→西黒尾根登山口→鉄塔広場→ラクダのコル→ザンゲ岩→谷川岳頂上
急登が連続する昔からのポピュラーなコース。登山指導センター前の坂道を登りきった所が登山口でしっかりした道標が目印。樹林帯のジグザクの道を登ると鉄塔のある平坦な場所にでる。ここからも、しばらく樹林帯の道が続く。クサリのある岩場を過ぎると急に視界が開け、すぐ先が「ラクダの背」。それを下ると「ラクダのコル」で巌剛新道との合流点。ここからは山頂まで岩稜が続く。途中、「ザンゲ岩」を過ぎると、傾斜は緩くなり待望の山頂まではあとわずか。
蓬峠コース
土合駅→旧道一ノ倉沢出合→新道JR巡視小屋→白樺避難小屋 →蓬峠
谷川岳の東面の岩壁を充分に満喫できるコース。マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢の順にいずれも豪快な岩壁を左側に見ながら旧道を進む。幽ノ沢を過ぎ、しばらく行くと旧道から右に急な下り坂が見えてくる。この坂を下ると新道のJRの巡視小屋につく。沢の増水時には徒歩に注意。武能沢まではさらに平坦な道を進む。ここからは樹林帯の曲がりくねった坂となる。鉄塔まで登ると展望が開け、まもなく白樺避難小屋へ到着する。この先で清水峠へ向かう道と別れ、山腹のトラバースルートとなる。枝沢を四回渡ると、草原状の蓬峠に着く。春から秋にかけて高山植物が咲き乱れのどかな峠。
いわお新道コース
谷川温泉→二俣→熊穴沢避難小屋→谷川岳山頂
谷川岳の南面の谷川温泉からのこのコースは訪れる人も少なく静かな登山が楽しめる。谷川温泉からは谷川沿いの道を二俣まで。道は荒れている所もあるが、ペンキの目印がしっかりしている。二俣の道標から右に折れ、樹林帯の登りとなる。ところどころ、爼(まないた)ぐらの岩肌が目前に追る。熊穴沢避難小屋で天神尾根と合流する。(下山コースとして利用されることが多い)
保登野沢コース
谷川温泉→浅間神社→ホワイトバレースキー場→天神平
谷川温泉からホワイトバレースキー場へ向かい、スキー場の脇から沢沿いの道へ入る。ここからは集中豪雨で登山道が荒れた状態なので赤いペンキの印をたどるようにする。沢を四回渡ると、つづら折りの道となり、しばらくすると、天神平の一角へ出る、初心者向きのハイキングコース。余裕のある人はここから谷川岳山頂を目指してもよいし、ロープウェーを利用して土合に降りることもできる。(下山コースとして利用されることが多い)
一ノ倉岩壁観賞コース
登山指導センター→マチガ沢出合→一ノ倉沢出合
登山指導センターの前から舗装された旧道を日本三大岩場の一ノ倉沢まで。途中、マチガ沢の雄大な景観やブナ林の森林浴が楽しめる。ほとんど平坦な道なので家族連れなどのハイキングに適している。ただし、乗用車も通行しているので、シーズン中はかなり混雑するのが難点。春先の一ノ倉沢・幽ノ沢は道路まで雪渓が張り出します。この上に乗ると滑りやすく危険。下が空洞になっていて水が流れている箇所もあるので乗らないで下さい。

肩ノ小屋案内

谷川岳肩ノ小屋の避難小屋新築と休憩所改修の工事が終了し、2003年7月5日にオープン致しました。新しい肩ノ小屋には冬期を除いて管理人が常駐し、登山者への対応をすることになりました。管理人は2011年度末までは元谷川岳警備隊長の馬場さんが奥さん共々その任につかれていました。2012年度からは新管理人に交代します。4月下旬にオープンし、11月上旬クローズとなります。尚、休憩小屋については年中利用可能です

施設概要
・風力発電と太陽電池パネル利用の山岳対応水洗トイレ・従来の避難小屋は改修して休憩所に隣接して新避難小屋を新築
施設利用料金
・トイレ利用チップ:100円(トイレ美化協力金)・休憩は無料
施設利用料金(宿泊等)
・施設管理協力金:2,000円
・食事代(一般):3,500円
・食事代(子供):3,000円
・寝具使用料:1,500円
・弁当代:800円(縦走登山者への翌日のおにぎり弁当)
予約先(現地対応)
090-3347-0802
(電話は20時まで)
※10人以上のパーティーは予約金が必要となります。

パンフレットダウンロード

日本百名山 谷川岳パンフレット

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