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谷川岳について

みなかみ町の日本海要素の植物

日本海要素の植物「シラネアオイ」

日本海要素の植物「シラネアオイ」

日本海要素の植物「クルマバハグマ」

日本海要素の植物「クルマバハグマ」

日本海要素の植物とは、多雪条件に適応したり、多雪条件に守られて古い植物が残存するなど、日本海側気候の影響を
強く受けた植物群をいい、みなかみ町の広い範囲に分布している。また、個々の植物相のみならず植生へも影響を与えて
いる。 みなかみ町における日本海要素の植物相では、約120種が自生しており、清水(1968)は、分布様式、生育地などを考慮して次の5群に区分している。狭布型、典型、北方拡張型、西方拡張型、内帯広布型である。細かい紹介は紙面の関係で出来ないが主だった植物は次のとおりである。()内は太平洋側の対応種

マルバマンサク(マンサク)、エゾユズリハ(ユズリハ)、オオバクロモジ(ミヤマクロモジ)、クルマバハグマ、オオイワカガミ(イワカガミ)、ケアブラチャン(アブラチャン)、ケキブシ(キブシ)、エゾアジサイ(ヤマアジサイ)、ベニイタヤ(オニイタヤ)、スミレサイシン(ナガバノスミレサイシン)、タニウツギ(ニシキウツギ)、オオバツツジ、エチゴキジムシロ(キジムシロ)、シラネアオイ、サンカヨウ、ムラサキヤシオツツジ、マルバウスゴ、アラシグサ、フキユキノシタ、オニシオガマ(ハンカイシオガマ)、ハクサンオオバコ、テングスミレ、オニノガリヤス、タテヤマスゲ、オオヒゲナガカリヤスモドキ(カリヤス)、オオメシダ、ミヤマメシダ、オオバショリマ、ミヤマシシガシラ、チシマザサ(スズタケ)、ミヤマナラ(ミズナラ)、ハイイヌツゲ(イヌツゲ)、ハイイヌガヤ、チャボガヤ等

特筆すべき植生では、オオシラビソ林を成立させず、ミヤマナラ林が広範囲に見られること。オオシラビソ林は谷川連峰西部の平標山直下の西側に僅かに認められる。個々には仙ノ倉やオキの耳北側(枯損)に自生している。また、ブナ林が山腹を被い、代表的な群集ではオオバクロモジーブナ群集である。ブナ林の林床や主稜線などにチシマザサ草原が広がりを見せ、群馬県側の風背地には雪田群落が随所に見られる。

また、日本海要素と太平洋要素の中間点には、ミヤコザサが帯状に分布していることも大きな特徴である(ミヤコザサ線)。このミヤコザサ線は町内では、西から入須川、猿ヶ京、大峰山、三峰山、迦葉山(沼田市)を結ぶところを通っています。

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